東洋医学で遊ぶ

ここは、女性鍼灸師、按摩マッサージ指圧師のための場です。

私たちは、東洋医学の専門家なのに、卒後に勉強するための場がないと思ったことはありませんか?

学校で学んだことは国家資格取得のために、東洋医学の膨大な海のほんの波打ち際をのぞいただけとわかっていて、一生勉強していくと思っていたのに、いざ臨床の場に出てしまうと、目の前のことに精一杯で体系だった勉強ができていない。

だけど日々臨床の場で、患者さんのお身体に触れていると、自分自身の知見の蓄積もされてきていて、問いの立て方はわかってきた。

ここにアップデートされた東洋医学の知識と、同じような志をもつ仲間とのカンファレンスの場があれば、自分だけのものではなく、広く鍼灸師、あマ指師と共有して集合的無意識となるような知恵を涵養できるのに・・・という私自身の想いからつくりました。

養生舎への想い

鍼灸と按摩マッサージ指圧は伝統代替医療の重要な一角を担い、その役割を果たしてきましたが、今、時代は西洋医学側からも、東洋医学側からも、統合医療としての医療が模索され、より高度で深い、しかも広範囲に及ぶ知見が必要とされるようになってきました。

昔ながらの伝統的な研究会で鍼灸の技術を研鑽することももちろん必要ですが、最新の医学、心理学、漢方、薬膳、脳科学、ヨガといった隣接領域のことを、鍼灸師、あマ指師向けに講義して頂ける場が欲しい。

明日の臨床にすぐに応用できて、目の前の患者さんのお役に立てる知識。

自身の経験則で施療をしているけど、これって他の鍼灸師はどうしてるんだろう?

そんな時に、もちろん古典から学ぶことは大切ですが、生活様式も食事も体格も違う現代人に、すぐ当てはまる症例を古典籍を遡って調べるのは至難の業です。

そんな時に、問いを投げる場、仲間と一緒に考え学ぶ場があれば、どんなに力になることでしょう。

女子校のように、姉妹のように、女性同士、気軽に気兼ねなく相談しあえたら・・

という想いから、あえて女子会としました。

東洋医学の知恵を現代に生かそう

現代は核家族化とともに、個人情報の保護、更にはコロナ禍により社会が分断される方向に進んでいます。

昔だったら、近所のおばちゃんが「そんな短いスカート履いて!女の子は冷やしたらアカン!!」

などとたしなめたり、親戚のおばちゃんが「おなかが痛いんだったら、こんにゃく湿布でもする?」

といった、余計なお世話、いえ必要なお世話をしてくれたものです。

でも、今はそんな日常の生活の知恵レベルのことでも、上の世代から引き継がれることが少なくなってしまいました。

東洋医学にはそういった暮らしの知恵、自然の薬箱というような大切な宝物がたくさん詰まっています。

それと同時にメディアでも頻繁に取り上げられるなど、世間一般の方の「西洋医学だけではなく、東洋医学も何か力になってくれそうだ」という期待も年々高まっているように感じます。

東洋医学は、ただ脈々と古典を受け継ぐだけではなく、最新の脳科学や医学、心理学といった隣接領域の知見を取り入れ、次々とアップデートされています。

まず東洋医学女子自身が学び、働き、更に学びを蓄積して、誰かに東洋医学の魅力を伝えられるようになりませんか?

私たちは学ぶことが好きです。

学ぶことが遊ぶことです。

東洋医学女子会でみんなで楽しく遊びませんか?

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